先輩店主の声
愛子店（宮城県） 塩入 章生 店主
店舗改装後も、売上拡大中。商売も趣味も「想い」を込めて。
寿司屋で働いていた時に見たTV番組で「大吉で開業が出来る」事を知り、仕事とバイトを4年間掛け持ちし、自己資金を貯めました。
「夫婦で支えあってやり続けます」と面接で約束し、合格。3ヶ月の研修では、「徹底的に味にこだわる」「明るく元気な雰囲気」「アルバイトをきちんと教育し、大切にする」など大吉の基礎に自分達の「想い」をプラスする事の大切さを学びました。
23歳でリース店主として開業、最初の2年間はタフな時期が続きました。「自店の良い点・悪い点はお客様から学ぶ」「妥協せずに店（自分達）のルールを徹底する」「ありがとう」と「感謝」は言葉に出す、「馴れ合いにならない」などを実践し続けていると、2年を超えたあたりから売上がグッと上がりました。
自分達の「想い」が徐々に地域のお客様に浸透した結果なら嬉しいですね。2016年夏には本部と相談し、店内を大幅にリニューアルしました。これからの10年15年を見据えて、想いの詰まった店舗です。
ありがたいことに想像以上の売上を記録し、自分達のモチベーションも更に上がりました。（金額は言えませんが）売上が良い日も悪い日も毎日決めた額を貯金するようにしています。
これは開業時に必ずやり続けると決めた事の1つです。
その設定額を上げた時、自分達が少しずつ成長していると感じます。
月3回の休みは趣味のプロレス観戦で全国へ行き、その地域の大吉に行くようにしています。ただ食事をするだけでなく、そのお店の様子をよく見て、自分達の営業に活かすようにしています。
これからも夫婦で「やるべき事」のルールを崩さず、改善しながらやっていくつもりです。
そうすれば、商売も人生も（趣味も）これまで同様「楽しんで続けていける」と確信しています。
【奥様の声】
- 旦那様より「大吉で独立・開業したい」と聞いた時はどう思いましたか？
- 賛成しました
- 主人が10代の頃から思い描いていた「いつか独立したい」という夢をずっと聞いていたので、『大吉で独立したい』と聞いたときは素直に嬉しく思いました。 休みの日も開業資金を貯めるために仕事を掛け持ちし、努力していた姿を知っていたので、そんな中で本当に自分がやりたいと思えた道が見つかり、本当に良かったね、という思いが一番でした。
- 「開業」前に楽しみだったこと、心配だったことを教えてください。
- 「楽しみ」
開業前に私も（地元の大吉で1週間程度）研修をさせていただき、開店に伴う買出しや準備を 全て自分達で行っていくので、本当に自分達の店を作り上げていくという過程の全てが楽しみ でした。「こういう店にしたいね。美味しい焼鳥を提供したいね」など、たくさん2人で話し合 いました。 - 「心配」
開店に伴い、初めての土地へと引っ越すことになったので、そこにうまく馴染んで行けるか少し心配でした。また、仕事の時間帯も変わるので、身体がついて行くかも不安でした。仕込みや接客は2人とも飲食業をしていたので大丈夫だろうと思っていました。主人には言えませんでしたが、金銭的な面で安定した収入が得られるかが多少不安でもありました。 - 「その他」
開店時、私達はまだ24歳でお互いの両親が若くして自分達だけで経営をするという事に相当心配だったようです。（初めは両親とも反対しておりました）また、身体が資本の仕事ですのでお互いに何かあった時はどうなるんだろうという心配もありました。
- 「開業」後、奥様が感じていたこと、大吉をやってよかったと思う事を教えてください。
- 右も左も分からない土地で主人と大吉を始めましたが、地域の皆様に優しく受け入れていただきました。外を歩けば、「大吉さん」と声を掛けていただけます。とてもありがたい事だと思います。 週末にはたくさんの家族連れや女子会等で利用していただくことも増えました。大吉というお店が入りやすい、行きやすいと思っていただける事がとても嬉しいです。
- 我が家には2人の息子がいますが、子供達が自信を持って「うち、大吉なんだよ」とお友達に言ってくれます。小学校の授業で「私達のまちたんけん」でもたくさんの小学生の子がお仕事を取材しに大吉に来てくれました。
- 夫婦間も互いの苦労や大変さが全て目に見えて分かりますので、お互いにねぎらい合えるようになりました。別々の仕事をしていたら分からない、出来ない事だと思います。
- どちらかが上とかではなく、共に頑張るパートナーとして一緒に日々を過ごしています。楽しさも嬉しさも辛さも全て共有し、「笑って、生きていく」の言葉通り、夫婦で家族で笑い合える時が本当に幸せな瞬間です。主人が笑っている日が増えました。じっと焼鳥を真剣な顔で焼く姿を見ると嬉しくなります。
- 自信は成功へとつながります。夢があり叶えたいと思う気持ちがあるなら、自信を持ってチャレンジしていただきたいと思っています。本部のバックアップもあり心強いです。 私も妻として、母として、1人の女性として私に出来る事を頑張って行きます。 胸を張って大吉をやり続ける事が、両親や子供達の理解を得られることだと思っています。 これからも笑顔を忘れずに、共に頑張って行きます。