販売促進の仕事をしながら、お客さんとして近所の大吉に通っていました。

その店では地元の常連の方を中心に楽しそうに営業されているように見え、「いつか自分もこんな店を持ちたいな」と惹かれるようになり、「独立開業＝大吉」と思うようになっていました。本部の開業相談時に、「他の大吉や他の業態もよく見ること。その上で納得し、覚悟をもってから来て下さい。」と言われました。

そこで、何店舗か訪問し、それぞれの店主さんにもいろいろと話を聞かせて頂き、最終面接に臨みました。3ヶ月の研修では、飲食店の基本、焼鳥の技術も徹底して学びました。そこで店主の人柄や姿勢が店の雰囲気を作っていると気付きました。

私も研修で学んだ「やきとり大吉」の基礎を大事にしていれば売上につながっていくと感じています。

オープン直前に行う前夜祭というレセプション（最終テスト）で緊張しっぱなしでした。本部の方から「合格。予定通りにオープンしましょう」と言って頂いた瞬間は涙が出るほど感動しました。

オープンしてから気づいたことは、大吉ファンが多くいるということ。「大阪ではよく通っていたよ。」「札幌ではお世話になってね」と暖簾をくぐって頂けるお客様もいらっしゃいます。「大吉を知っている」お客様にも「大吉を知らなかった」地元のお客様にも、「愛される大吉」を目指して、真面目に営業していきます。